ヲノサトルさん『ムードコア・スカッド』
ゴセッキーが今月一番緊張して挑むライブかと思われる、ヲノサトルさんの『ムードコア・スカッド』
「電子ビートと生バンドの融合でスウィート&グルーヴィなサウンドを構築するヲノサトルのムードコア・アンサンブル」というコンセプトで。メンバーは…!
ヲノ サトル keyboards & programing
助川 太郎 guitar
Watusi (COLDFEET) bass
スティーヴ・エトウ percussion
和田 純子 (BE THE VOICE) vocal
後関 好宏 (ゴセッキー) saxophone
この素敵なメンバーはもちろんヲノさんセレクトです。今回ヲノさんにライブに誘っていただき、一緒のステージで演奏するという事態になったわけで、嬉しい悲鳴を上げることに!
ヲノサトルさんの1stアルバム「ビキニムーン」(98’)を学生時代、ゴセッキーはリアルに良く聴いていたということもあり、、憧れのヲノさんを前にして、その楽曲達を演奏するというプレッシャーが…!
「ビキニムーン」でゲストでサックスを吹いているのは田中邦和さん、師匠でもある菊地成孔さんが参加しているわけで、それを自分が演奏するって…。これは一大事!状態。
どうにかライブでしっかり演奏してこの嬉しい気持ちをステージ上で表現せねば!と、もうそれは必至に取り組んでおりました。
私は用事を終えてから向かったので、ライブの2部の後半から拝見したのですが、バンドはアゲアゲでかっこ良かったです!私も大好きな曲「ビキニを着て月へ行こう 」が聴けて嬉しかった!
「ビキニムーン」のジャケはこれです、ヲノさんかっこいい~♪
アンコールの最後に演奏されていた曲は'There Will Never be Another You'スタンダードで、歌う前にボーカルの純子さんが詩を和訳したものを朗読していたのですが、なんとせつない歌詞なのでしょう。
その歌詞を聴いた後に聞く'There Will Never be Another You'はとっても心に染み渡り、曲を聴いて泣く様なことがあまりない私なのですが、この曲は思わず涙腺が緩んでしまいました。それはヲノさんが奥様を亡くされてしまっているというのが重なって、勝手に感情移入してしまったからなのですが。
でもとっても素敵な曲でした。
こんな夜をこれから先も迎えるのでしょう。
そして、僕は新しい誰かと一緒にここに立つでしょう。
歌う歌は他にもたくさんあるし、秋も春もまためぐってくるでしょう。
・・・だけど、あなたの代わりになる人はいない。
これからもキスはするでしょう。
ただし、他の人と。
でも、あなたとした時のようにはドキドキ感は、ないでしょう。
そう、僕には星の数ほど夢がある。
これからだってそう。
・・・だけど、一体その夢をどうやってかなえたらいいのだろう。
もし、あなたの代わりになる人がいないのだったとしたら。
歌詞をお借りして載せましたが、なんとも一途な想いが表現されている歌詞ですね。
今年は震災で悲劇が起きてしまい、こういう想いをした方が日本中にいるかと思うとせつないです。
素敵な曲に出逢わせてくれて、ゴセッキーを今回誘って頂いたヲノさんに感謝です!
色々と感慨深い気持ちになる、ライブの帰り道でした。
by gosekky-memo | 2011-12-16 23:30 | ライブ