TVドラマ「鈴木先生」大友さんのレコーディング

まず、この日がこんなに日本列島を怖がらせる日になろうとは誰が予想したことでしょう…。皆さんそれぞれのストーリーがあるかと思います。あの揺れを体験した方なら分かる恐怖感…。

ゴセッキーは地震の際、大友さんのレコーディング最中でした。私はたまたまレコーディングしているスタジオの歩ける距離にいて電車も止まり途方に暮れていたのですが、大友さんがスタジオに呼んであげて、と言ってくださりゴセッキーの録音が終わるまでスタジオに居させて頂きました。周りの家族も安否が確認出来ましたし、2人で無事に家に帰って来れたことに感謝です。

本当に世の中何が起こるか判らない…。悪夢の様な現実が起こってしまいましたが
日本、頑張れと切に復帰を祈り、願っています。

さて、この日の朝のことから綴るとしましょう。
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新横浜国際ホテルから出発、ローディの秋山君が車でピックしてくれてゴセッキーの全財産サックス4本とフルートとともに、ウンテン(上運天くん)を途中ピックアップしてレコーディングスタジオへ向かう。
上の写真を見れば分かりますが、バリトン・テナー・アルト・ソプラノ・フルート、荷物を入れるとこれだけのボリューム。流石に一人では持てない荷物です。そんなときは秋山君に運んでもらいます!
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とにかくゴセッキーとウンテンのホーン楽器、全部を持っていったので秋山君の車の後はこんな感じ…。
サックスがそれぞれ2本づつにウンテンのバスクラも乗せている状態。ぎっしり!の図。
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レコーディングスタジオ。この日にいらっしゃるメンバーが豪華でした、大友良英さん、ASA-CHANG、江藤直子さん、近藤達郎さん、かわいしのぶさん、Saidrumさん、ウンテン、ゴセッキー。素敵なセッションバンドの様、もうこのメンツを聞くだけでもわくわくします!
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私はスタジオから移動して、お友達と原宿で待ち合わせてランチをし、都庁で運転免許の更新へ…
行く途中の新宿駅であの揺れを体験しました。ゆるゆるとした床…。凄く怖かったです…。
都庁で講習を受けている際も何度も余震があって…でもまさか電車がしばらく止まることになるとは…。外には避難する企業の方々がヘルメットをかぶって移動していました。
一方、ゴセッキーのいるスタジオは1Fにも関わらず凄い揺れを感じたそうで、ASA-CHANGの足元に置いてあったコンガが転がったり、慌てて外に出ると新宿の高層ビルがしなっているのが見えたそうです。
恐ろしいですね…。
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私はしばらく、止まっている電車の動きを待ちましたが、復旧見通しの兆しも無いので、再びゴセッキーの居るスタジオにお邪魔させて頂きました。

レコーディングは着々と進んでいたようでした、
大友さんの音楽は言うまでも無く素晴らしく、メンバーの演奏ももちろんのこと!表現するならば水彩画みたいな美しさというか、ちょっと切なく、ユーモアもあってとても素敵なのです。元々、大友さんの音楽は映画音楽からそもそも聞き始めたところがあるのですが、やっぱり本当に美しくて好きなのです。
今日のこの音楽もとっても素敵です!と大友さんに伝えるとご本人は「いやぁ~そうかなぁ?」と照れてらっしゃるという…謙虚で素敵な人柄なのですよね、素晴らしいです。(興奮気味ですみません…)
「鈴木先生」のドラマが始まったら是非、音楽をチェックしていただきたいです。

レコーディングを見学している最中もTVの報道ではずっと悲惨な日本列島の映像が流れていました。
まるで大友さんの音楽がその為のサントラの様にも思えてくるような錯覚になりました。
レコーディングを見学させて頂けるなんて夢みたいなことだし、さっきの大きい地震も、たまたま取った会社の休みも免許の更新も、あまりに非日常過ぎて…ふわふわした、不安で、不思議な気持ちでした。

それでも帰りは奇跡的に電車に乗って帰ることが出来て一安心出来ました。
テレビの悲惨な映像を見るたびに胸が締め付けられますが、募金や、自分に出来ることをひとつひとつして行きたいと思います。

日本を、応援しながらも頑張って行きましょう。

まだ余震が続いていますので、東北~関東にお住まいの方は1週間はまだ気が抜けませんが、
出来るだけ音楽を聞いたり、楽しいことを見つけながら過ごして行きましょう。

by gosekky-memo | 2011-03-11 23:44 | レコーディング | Comments(0)